この記事では、愛犬家に人気のエアバギーについて、あえて“デメリット”にフォーカスして客観的に解説します。
実際に使っている人の後悔ポイントや、他メーカーとの比較、エアバギーが向いていない人の特徴まで、リアルな声をもとにまとめました。
もちろん、「それでもエアバギーを選ぶべき理由」も併せて紹介しているので、購入を迷っている方の判断材料になります。
後悔しないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
エアバギー犬用のデメリット5選
エアバギー犬用のデメリットは以下の5つです。
順番に解説していきます。
①本体が重くて持ち運びが大変
エアバギーって、おしゃれだし憧れますよね。でも、実際に使ってみると「重っ…」ってなる人、けっこう多いです。
たとえば、ドーム3ラージ。
合計すると12kgくらいで、そこに愛犬の体重も加わるので、持ち上げるのは正直しんどいです。
特に女性ひとりで階段を使う場面とか、なかなかキツいですよね。
マンション住まいでエレベーターがなかったりすると、毎回の移動がプチ筋トレになります。
こういう負担が積み重なると、せっかく買ったのに「結局使わなくなった」って人も。
軽量モデルと比較してみると、日常使いにはそっちの方がラクかもしれませんね。
②サイズが大きく場所をとる
エアバギーは見た目よりも、かなり大きいです。走行は安定するんですが、場所はめっちゃ取ります。
玄関に置けないとか、電車に持ち込めないって声も多いですね。
畳んでも意外とサイズは残るので、収納にはちょっと工夫が必要ですね。
狭めの家だと「出し入れが面倒で使わなくなった」ってパターンもあります。
つまり、どこでどう使うのか。
そこをちゃんと考えて選ばないと、あとで「やっちまった…」ってなるかもしれません。
③コットが水洗いできない
エアバギーって見た目も機能もいいんですけど、じつは「洗えない」っていう落とし穴があります。
というのも、コットの底に木材が使われてるんですよね。そのせいで、水洗いNGなんです。

公式でも「布で拭いてください」って言われてますが、これが地味に面倒。
お出かけのあと、泥とか毛とかで汚れたときに丸洗いできないのは、ちょっとストレスですね。
もちろん専用カバーも売ってますが、追加でお金がかかります。
手入れのしやすさ重視なら、他の選択肢もありかもです。
④価格が高くコスパが気になる
エアバギーの価格、けっこうします。ベーシックなモデルでも、7万円前後です。
口コミでは「満足してる」って声も多いんですが、「あんまり使わなかった」って後悔してる人もいます。

つまり、使用頻度によって評価が真っ二つなんですよね。
毎日使うなら納得かもだけど、週末だけの利用だと「ちょっと高かったかな…」と感じるかもしれません。
値段だけ見れば、高級カートなのは間違いありません。
その分の価値を感じるかどうか、そこが判断ポイントですね。
⑤収納や保管にスペースが必要
エアバギーって、折りたたんでも大きいです。
フレームは畳めても、コットはそのままなので、玄関とかクローゼットがパンパンになりますね。

「家で場所取るから、結局しまいっぱなし」なんて声も。
実際、2台目に軽いバギーを買う人もいるぐらいです。
収納スペースに余裕がない家だと、バギーの保管がストレスになっちゃうこともあります。
買う前に、ちゃんと「置き場所」まで想定しておいた方が安心ですよ。
エアバギーをやめた人のリアルな後悔ポイント
エアバギーをやめた人のリアルな後悔ポイントについて紹介します。
順に解説していきます。
①階段移動がキツすぎる
正直、これが一番多い後悔ポイントかもしれません。
エアバギーって、10kgオーバーなんですよね。そこに犬を乗せたまま、階段を上り下りするって…めちゃくちゃ重いです。

駅やマンションでエレベーターがないと、本気でツラいです。
口コミでも「結局使わなくなった」とか「軽いやつを買い直した」って話をよく見かけます。
段差や階段が多い生活環境の人は、慎重に考えた方がいいかもしれません。
見た目が良くても、毎日使うものだからこそ現実的な目線が大事ですね。
②車に積みにくい
「車移動だから問題ない」と思って買った人、ちょっと待ってください。
エアバギー、車に積むのも意外と大変です。軽自動車だと、トランクに入らないパターンもあります。
など、毎回の作業が面倒なんですよね。
そのせいで「使うのが面倒になった」という声もあり、車のサイズとバギーの相性はかなり重要です。
購入前に、自分の車にちゃんと入るかどうか、絶対チェックしておいた方がいいです。
③多頭飼いだと微妙に不便
エアバギーは基本的に小型犬1〜2匹向けです。
でも「1匹が奥に入っちゃうと、もう1匹が動きづらくてイライラしてケンカしちゃう」って話も聞きます。
サイズは入るけど、気持ちの余裕までは保証されてないんですよね。
あと、1匹が暴れると全体がグラつくこともあって、不安定さを感じる人もいます。
多頭飼いなら、広めの専用モデルを検討したほうが快適です。
④汚れやすいのに洗いにくい
ペットバギーは屋外で使う機会が多いため、どうしても汚れやすいのが実情です。
特に雨の日とか、ドッグラン帰りは泥や毛がつきやすくなります。

でも、エアバギーはコットが水洗いNGなんです。底が木製だから、拭き取り掃除しかできません。
「汚れてもすぐに洗えない」というのが後悔の声に多く見られます。
毎回ゴシゴシ拭くのも面倒だし、乾かすのにも時間かかります。
衛生面を重視する人は、こ丸洗い可能なモデルとの比較検討が重要ですね。
エアバギーが向いていない人の特徴5つ
エアバギーが向いていない人の特徴5つについて紹介します。
どんなに評価の高い製品でも、使用環境や目的によっては合わないケースもあります。
①頻繁に電車やバスで移動する人
電車やバスでの移動が多い人には、エアバギーは向いてません。
サイズが大きいし、重さもそこそこあるので、車内で浮く存在になります。
折りたたんでも全然コンパクトじゃないので、「置き場所に困った」という声も多数あります。

混雑してる時間帯とか、めちゃくちゃ気を遣いますよね。
公共交通機関メインの人には、軽量でたたみやすいモデルのほうが現実的です。
コムペットとかタンスのゲンの製品が人気なのも、うなずけます。
エアバギーは「車移動が基本」って人向けだと思ったほうがいいですね。
②マンションの上階に住んでいる人
先述の通り、エアバギーは約10kg超えなので重いです。
階段やエレベーターのない住宅環境では、エアバギーを持ち上げて運ぶシーンが多くなり、なかなかしんどいです。
特に3階以上に住んでいる場合、昇降だけで体力を消耗するとの意見もあります。
そのせいで「だんだん使わなくなった」っていうパターン、よくあります。
そういう環境の人には、肩がけできるソフトキャリーとか、もっと軽いバギーの方が合ってるかもです。
「使いやすさ=持ちやすさ」も重要な判断軸のひとつです。
③収納スペースが狭い人
エアバギーは収納時でも、ある程度のスペースを必要とします。
フレームとコットを分けて保管する必要があり、コンパクトとは言いがたいサイズ感です。
- 玄関が狭い家
- モノが多い家
だと「これ、どこ置くの?」問題が発生します。
口コミでも「家で場所を取るから使わなくなった」という声が一定数あります。
購入前に「しまう場所、ほんとにある?」って冷静に確認しておくの、大事です。
④予算に余裕がない人
エアバギーは犬用カートの中でも高級ラインで、安いモデルに比べて2〜4倍の価格差があります。
使いこなせばコスパ良いんですが、「週末しか使わない」って人にとっては割高に感じるでしょう。
安いバギーなら1〜2万円で買えますし、最低限の機能だけでOKなら、安いバギーで十分ってケースも多いです。
大事なのは「自分にとって必要かどうか」。
予算とのバランスを見ながら、無理せず選ぶのがベストですね。
⑤軽量カートを求める人
とにかく「軽くて気軽に使えるバギーがいい」って人には、エアバギーはちょっと重すぎるかもしれません。
エアバギーは頑丈で安定感あるけど、そのぶんズッシリきます。
持ち運びや出し入れのしやすさを重視するなら、アルミフレームとか布系の軽量モデルの方が圧倒的にラクです。
「とにかく移動がスムーズで、準備もラクなやつがいい」っていう人には、正直ほかの選択肢も検討しましょう。
エアバギーはどちらかというと「機能・安全性重視」な人向けですね。
他メーカーと比較して分かるエアバギーの惜しい点
他メーカーと比較して分かるエアバギーの惜しい点を紹介します。
ここでは、他メーカーの人気モデルと比較することで、エアバギーの「あと一歩惜しいポイント」に焦点を当ててみます。
①コムペットとの比較:軽量さで劣る
とにかく「軽さ重視」なら、コムペットの勝ちです。
たとえば、コムペットの「ミリミリライトα」は約4kgほどの軽量設計で、女性でもサッと持てるぐらいの軽さです。
一方、エアバギーはガッチリした作りで、どうしても重くなります。
もちろん安定感は抜群だけど、階段とか駅の移動が多い人には、ちょっとキツいです。
「持ち運びやすさ」を最優先に考えるなら、コムペットの方に軍配が上がりますね。
②タンスのゲンとの比較:価格面で不利
価格で比べると、エアバギーは圧倒的に高いです。
エアバギーは7万円くらいが相場ですが、タンスのゲンなら2万円切るモデルも多く、圧倒的にリーズナブルです。
- 最低限の機能でOK
- まずは試してみたい
って人には、タンスのゲンのコスパは魅力的です。
もちろん、走行性能やデザイン性ではエアバギーに軍配が上がります。
でも「そこまで求めてないんだよな〜」って人なら、正直タンスのゲンでも十分だったりします。
使用頻度や目的に応じて選び分けるのがポイントですね。
③アップリカとの比較:折りたたみ性能で負ける
ベビーカーでも有名なアップリカは、ペットカートでもコンパクトな折りたたみ機構が魅力です。
ワンタッチでたためて、持ち運びやすいだけでなく、収納性にも優れていますよ。
一方エアバギーは、フレームとコットを分離して折りたたむ必要があり、どうしても手間がかかる構造です。
出かけた先で急にたたむ場面とか、駐車場でバタつくこともあります。
普段から「折りたたみが多い生活スタイル」なら、アップリカのほうが圧倒的に使いやすいですね。
④デザイン重視の人には◎でも機能性重視には△
エアバギーの強みは「スタイリッシュでおしゃれなデザイン」と言っても過言ではありません。
カラーもおしゃれだし、カスタムパーツも多いから、”映える”っていう点では最強クラスです。
ただ、機能性まで完璧かというと…そこはちょっと意見が分かれますね。
- 軽さ
- 折りたたみやすさ
- 洗いやすさ
などの「日常的な使いやすさ」にフォーカスすると、他のブランドのほうが上なことも。
デザインと実用性、どっちを優先するかで評価がガラッと変わりますね。
それでもエアバギーを選ぶべき理由5つ
デメリットもいろいろあるけど、それでも「やっぱりエアバギーいいじゃん」と選ばれてる理由があります。
具体的にどこが評価されてるのか、リアルな視点で見ていきましょう。
①走行性能がダントツでスムーズ
エアバギー最大の強みは、やはりその圧倒的な「走行性能」です。
自転車やベビーカーにも使われる本格的なエアタイヤを採用しており、
- 段差
- 砂利道
- 舗装の悪い道
でもストレスなく走行できます。振動吸収性が高く、ペットへの負担も少ないですよ。
「乗っている間も愛犬が落ち着いている」という口コミも多数見られます。
特に、シニア犬とか足が弱い子にはかなり安心感あると思います。

飼い主にとっても押しやすく、ストレスを感じにくいのが魅力です。
②愛犬が快適に過ごせる広さ
エアバギーのコット(乗せる部分)は全体的に広めの設計です。
特に「ドーム3ラージ」では、小型犬なら2匹入っても十分なスペースがありますよ。
天井も高めで、わんこが伏せたり寝そべったりするスペースが、ちゃんと確保されてるんですよね。
夏場でも通気性を意識した作りになっており、メッシュ素材の窓を開けることで風通しもバッチリ。
「うちの子が乗るのを嫌がらない」という声も多く、広さと構造への満足度はかなり高評価です。
③カスタマイズやアクセも楽しめる
エアバギーは専用のアクセサリーがめちゃくちゃ豊富です。
- カバー
- マット
- クッション
まで勢揃いしています。
他の人とかぶりたくない人や、SNSで“映え”を狙いたい飼い主にもピッタリです。
しかも、機能性を補うアイテム(レインカバーやドリンクホルダーなど)も多く、シーンに合わせて拡張できるのもポイント。
ファッション感覚で「育てる楽しさ」があるバギーですね。
④安定感・安全性が抜群
重さがある=安定感がある、というのがエアバギーの強さです。
三輪構造で低重心だから、ちょっとした段差でもグラつかず、カーブもスーッと曲がれます。
しかも、ハンドルにブレーキがついてるので、下り坂でも安心して使えますよ。
わんこが中で動いたり、外の音にビックリしても、ガタン!とならないのが嬉しいところですね。
骨組みもしっかりしてて、見た目以上に「安全設計」なんですよね。
愛犬の安全を最優先に考える飼い主には、信頼できる作りといえるでしょう。
⑤口コミ評価がとにかく高い
エアバギーって、レビュー見ても高評価がズラリ。
楽天とかAmazonでも、
- 走行の安定性
- デザイン性
- 犬の居心地のよさ
に対する評価が高く、「もっと早く買えばよかった」という声も多く見られます。
重さや価格のデメリットもあるけど、それ以上に満足してる人が多いのが特徴です。
リピーターや多頭飼いユーザーも多くて、信頼されてる製品であることがうかがえます。
長く使えるバギーを探してる人には、口コミを参考にする価値ありです。
まとめ|エアバギー犬用のデメリットを理解して納得の選択を
エアバギーは見た目もおしゃれで高機能なペット用カートですが、「重さ」「大きさ」「価格」などに不安を感じる方も少なくありません。
ただし、そのぶん走行性能や安全性、カスタマイズの楽しさなど、他のカートにはない魅力も確かに存在します。
結局のところ、「どんなときに、どこで使いたいか」を具体的にイメージして選ぶのが何より大切です。
日々の使い勝手を重視するのか、愛犬の快適さを優先するのか。
どちらを選ぶかに正解はなく、あなたと愛犬に合ったバギーを見つけることが、快適なお出かけへの第一歩になりますよ。
